あんたのどれいのままでいい

BABYMETAL中毒者の手記

2018-01-01から1年間の記事一覧

(7)鼻で笑っていただきたい

前回の投稿で10代20代の若者を散々アジっておいて無責任もいいところだが、しばらくBABYMETALから離れることにした。第1に、YUIMETAL脱退による欠落感が依然として埋まらず、今後埋まる見通しも立たないからである。3人のBABYMETALから数々の感動と興…

メタルレジスタンスとは何だらうか

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の興奮冷めやらぬ今日この頃、ここらでBABYMETALの掲げるメタルレジスタンスとはいったい何だらうかと再考してみたい。ファンそれぞれの解釈があって然るべき案件である。わたしはあくまでもメタル好きのおっさんだから、「メ…

『Apocrypha: The Legend Of BABYMETAL』の感想

年齢を重ねるにつれ世界は既視感に満ちてくる。クソの洪水さながら押し寄せる過去の焼き直しをかいくぐり、自分にとって異質で、新鮮で、なおかつ型破り的なものに出会うためには、それ相応の努力が必要になる。そんな努力の一環としてわたしが薄汚い手を伸…

YUIMETALは微笑みかける

心の準備はできていた。けれども、パンチをもらった痛みを想像をするのと、実際にパンチをもらうのとでは、当然ながら結果はまるで異なるのだった。わたしは全身に謎の倦怠感をおぼえて眠られなくなり、何度となく寝床を抜け出しては換気扇の下でタバコを吸…

(6)それから

ブログを立ち上げてから早2年余りの月日が経過した。小鳥並みに勘の鋭い方ならお気づきだろうが、現在のわたしはBABYMETAL中毒者ではない。BABYMETALを一部分とするメタル音楽の依存症患者である。となると、ブログの看板に若干の偽りが生じているわけだ。…

風が吹いてくる音楽

本を読む最中に風が吹いてくることがある。とはいえ屋外で頁を繰るでもなければ、窓や扉の立て付けが悪くって隙間風が入ってくるでもない。手前のほうで勝手に吹きもしない風を感じるのである。鉄板はスコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』…

SU-METALに首ったけ

野郎どもの音楽ばかりを聴いてきた。所有するCDに占める女性ボーカルの割合はたったの数パーセントにすぎず、自信を持って聴き込んだと言えるアルバムとなるとBABYMETALを含めても10枚に届かない。何故なんだろうと自己分析してみると、異性としての魅力…

MOAMETALは語りかける

近頃BABYMETALのステージに新たな化学反応が起きているように感じられる。そうしてもし気のせいでなければ、そのシナジー効果だか何だかの中心にMOAMETALがいるように思えてならない。わたしはあらためて自問する──MOAMETALとはいったい何者なのか? (1)…

新曲『TATTOO』の不思議

システム・オブ・ア・ダウンの音楽を語るとき、「変態」の2文字を避けて通ることはできない。サージの変態的歌唱とダロンの変態的作曲センスの邂逅、すなわち変態ミーツ変態といった音世界こそが、彼らの最たる魅力と言って差し支えないはずだ。しかしなが…

新曲『Distortion』の感想

待ちに待ったBABYMETALの新曲『Distortion』が先日リリースされた。「これまた随分と若々しい曲だなあ」というのが率直な感想である。何しろメロディラインが若々しい。従来の歌謡曲の流れを汲むようなメロディラインではなく、近年のJポップのトレンドを意…

白笹稲荷神社

神奈川県は秦野市にある白笹稲荷神社を訪ねた。折しも骨董市が開催されており、参道から拝殿にかけて、陶器や置き物、古道具などを売る露店が並んでいた。この新緑、この青空、この鳥居の朱塗り、この春のうららかな日差し──いったいどういうわけか、わたし…

アーティスト写真10人問題

去る4月1日の午後7時過ぎだった。BABYMETAL公式のお知らせ動画に何やら不穏な空気を感じ取ったわたしは、ややあって更新されたアーティスト写真を見て茫然自失となった。メンバーが3人から10人に激増しているうえ、誰が誰なんだかわからない。言葉を失…

グラフィックノベル予約した

河出書房新社の「奇想コレクション」を集めるでもなく集めている。新品と中古とを問わず、見かけたら、そうして表紙が気に入ったら買うという方式で、気がつけば大半を所有するに至っている。ハズレも混ざっているが概ね面白く読めるし、なかには「これぞ奇…

ザ・モンスター・イン・アイ

わたしがもっぱら洋楽を聴く理由の第3位は、「歌詞がダイレクトに理解できないのがかえって有難いから」である。かろうじて聞き取れたいくつかの単語を手掛かりに、でたらめな想像力の翼を羽ばたかすスタイルが性に合っているらしい。ところが最近、そのス…

時間のかかる彫刻

メタル歴10年余りにして先月ついにアイアン・メイデンにたどり着いた。到底無理だろうと思っていただけに感慨もひとしおである。しかも単にたどり着いただけでなく、マジかっこいいぜヒャッハーと感じた。そう感じられた手前の変化にちょっと感動してしま…

シャッフル再生は魔法だよ

10年前に買ったウォークマンがほんの数時間で力尽きてしまうので、新しいデジタル音楽プレイヤーを取り寄せることにした。これに手持ちのCDから選りすぐったメタル約500曲を落とし込み、シャッフル再生して楽しむ魂胆なのだった。さて、結論から言っ…

サードアルバムにおねだりしたい5つのこと

わたしの憶測が正しければ、BABYMETALのサードアルバムはすでに出来上がっているはずである。したがって今更おねだりしても遅いのだが、しかしそれを言えば、一介のファンごときが(以下略)(1)メタルとディスコのクロスオーバー くどいようだが重ね重ね…

エモスウィッチ・エンゲイジ

いまいち合わないなと思って遠ざけていた音楽が、半年から数年、あるいはもっと長い空白をあいだに置いて何気なく聴いてみたときに、危うくパニック状態に陥るほど心を揺すぶってくることがある。わたしたちはそのたびに「は? ウソだろ? こんなに良かった…

小神様の逝去に寄せて

いまになって考えるとめちゃくちゃな話だが、最初はエイプリルフールの悪い冗談だと思った。寝起きで頭がぼんやりしていたわたしは、つい先日おせち料理を食べたことや、初詣に出掛けたことなどをすっかり忘れて、その見出しの意味するところを何がなんでも…