あんたのどれいのままでいい

BABYMETAL中毒者の手記

小論文

SU-METALに首ったけ

野郎どもの音楽ばかりを聴いてきた。所有するCDに占める女性ボーカルの割合はたったの数パーセントにすぎず、自信を持って聴き込んだと言えるアルバムとなるとBABYMETALを含めても10枚に届かない。何故なんだろうと自己分析してみると、異性としての魅力…

MOAMETALは語りかける

近頃BABYMETALのステージに新たな化学反応が起きているように感じられる。そうしてもし気のせいでなければ、そのシナジー効果だか何だかの中心にMOAMETALがいるように思えてならない。わたしはあらためて自問する──MOAMETALとはいったい何者なのか? (1)…

アーティスト写真10人問題

去る4月1日の午後7時過ぎだった。BABYMETAL公式のお知らせ動画に何やら不穏な空気を感じ取ったわたしは、ややあって更新されたアーティスト写真を見て茫然自失となった。メンバーが3人から10人に激増しているうえ、誰が誰なんだかわからない。言葉を失…

ザ・モンスター・イン・アイ

わたしがもっぱら洋楽を聴く理由の第3位は、「歌詞がダイレクトに理解できないのがかえって有難いから」である。かろうじて聞き取れたいくつかの単語を手掛かりに、でたらめな想像力の翼を羽ばたかすスタイルが性に合っているらしい。ところが最近、そのス…

シャッフル再生は魔法だよ

10年前に買ったウォークマンがほんの数時間で力尽きてしまうので、新しいデジタル音楽プレイヤーを取り寄せることにした。これに手持ちのCDから選りすぐったメタル約500曲を落とし込み、シャッフル再生して楽しむ魂胆なのだった。さて、結論から言っ…

サードアルバムにおねだりしたい5つのこと

わたしの憶測が正しければ、BABYMETALのサードアルバムはすでに出来上がっているはずである。したがって今更おねだりしても遅いのだが、しかしそれを言えば、一介のファンごときが(以下略)(1)メタルとディスコのクロスオーバー くどいようだが重ね重ね…

BABYMETALの本質

わたしたちがBABYMETALに観るものは、何も目に見えるものばかりではない。3人それぞれの人間性のようなものが相補的に作用しながら、歌と踊りとを通じて素晴らしく調和する有様を観るのである。SU-METALはステージの申し子と呼ぶに相応しい肝っ魂の持ち主で…

タイムマシンは実在する

部屋にフー・ファイターズのポスターが吊るしてある。引っ越して間もない頃に購入したものだから、かれこれ10年来の付き合いになる。けれども10年前というと、わたしの音楽的関心はすでにフー・ファイターズを離れ、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エ…

正直嫉妬せざるを得ない

二十歳やそこらの若々しい自分でBABYMETALに出会いたかった。当時のフルーツゼリーみたいな感受性でもってBABYMETALを体験できたなら、それはそれは愉快だろうと思うのだ。しかし何しろ手立てがない。おっさんの心と身体とをいっぺんに若返らせるなど最先端…

エキセントリックな感動をあなたに

かれこれ半年ほど前、「BABYMETALは何故泣けるのか」という文章を書いた。ズッキーニサイズの1本糞をひねり出すに等しい難業であったと記憶するところだが、いまになって読み返すと何だか少々物足りなく感じられる。とっつきやすさやわかりやすさを優先する…

BABYMETALはヘヴィメタルか?

愚問である。メタル歴10年弱の鼻垂れ小僧にさえ、自信満々でこう断言することができる。お嬢さん、ご安心なさい、あれは正真正銘のヘヴィメタルなんですよと。しかし一方で「BABYMETALはメタルに非ず」と息巻く人々が世界中に数多く存在する。彼らの主張は…

アイドルってすげーなー

これまでに何度となく述べた通り、わたしはアイドルを度外視して生きてきた。それは人生のかなり早い段階で「興味なし」の箱に仕分けられた何だかんだのひとつなのだった。ところが昨年の春、状況は一変した。女の子たちの画像で日々目方を増すスマホひとつ…

いまなんじぇーい!

BABYMETALを観たり聴いたりしていると、大はしゃぎする意識に一瞬の空白が生じることがある。そうして以下のように自問するのだ。「俺はいったい何をやっているんだ?」何しろ向こう側とこちら側とのギャップが尋常ではない。かたや想像の世界から抜け出して…

やあ、久しぶり

かれこれ10年近く邦楽を聴かなかった。わたしにとっては洋楽のほうが断然面白いからである。耳触り、馬鹿馬鹿しさ、アブノーマル感、何じゃこりゃ感、控えめに言ってすべてが雲泥の差だからである。それに加えて、いつしかわたしは日本語の歌詞を邪魔臭く…

BABYMETALは何故泣けるのか

2014年7月5日の午後8時過ぎ、わたしはどこで何をしていたのだろう。おおかたJリーグ中継でも見ながら食後のデザートを頬張っていたに違いない。 ちょうどその頃、BABYMETALはソニスフィア・フェスティバルのメインステージに立っていた。神バンドが…

BABYMETALは遍在する

BABYMETAL漬けの日々に一抹の不安を感じた。何しろわたしはチューインガムの味が永遠に続くものではないことを知っている。幸せの絶頂にいるときほど不幸せな未来を空想するのが人間の性でもある。「消費の速度は適正か?」とこのように自問したわたしは、当…

とんでもなく頼もしい

BABYMETALが現在もカラオケでライブをやっていたらと考えることがある。ここまで夢中になれただろうか? ライブDVDやネット動画を繰り返し観ただろうか? まして東京ドーム公演のチケットを手に入れただろうか?何しろ人間の半分はつまらない偏見、ろくで…

猫といい勝負

「あざとさ鑑定士」という国家資格をご存じだろうか。わたしがこの難関資格を17歳と8ヶ月、すなわち当時の最年少記録で取得したのには理由がある。謎のアレルギー体質で子どもの頃から苦労が絶えなかったからだ。自然体をよそおう表向きとは裏腹に、計算…

ほとんど魔法

わたしの見立てによれば、メタル音楽はマッチョイズム(男っぽさの誇示)とナルシシズム(自己陶酔)の混合物である。その混ぜ合わせはバンドや楽曲によっていろいろだが、例えば「あのバンドは7:3の割合でナルシシズムが強いね」とか、「やつらは8:2…